近年話題に上がることが多くなっているオンラインカジノ。
国内でもオンラインカジノに興じる人口は200万人を超えていると言われており、公言しないものの遊んでいる人は多数いることがわかります。
カジノとついているため日本では安全に遊ぶことができるのか疑問に感じ手を出しにくいのですが、一度始めてしまうとその魅力に取りつかれカジノで遊ぶことが常態化していきます。
もともと日本では賭博罪と呼ばれる犯罪があり、競馬や競輪、宝くじといった公営ギャンブル以外のギャンブルは禁止となっています。
そのためオンラインカジノも厳密にいえばグレーゾーンであり、手を出さなくて済むなら出さない方が安全なのです。
警視庁でも賭博事犯の取り締まり件数が増えており、令和元年は18件、令和2年と3年は16件ずつでした。
どの場合も賭博店での検挙数になりますが、今後どのように推移していくかは不透明です。
一般的には海外に運営元がある場合は安全とされています。
国内では禁止されていますが、海外で行われるサービスに関しては適用されず、今のところ制限する法律はありません。
ですが海外にサーバーがあるからと言って安全とは限らず、オンラインカジノブームに乗って悪質な企業も多数あるのも事実です。
そのため遊ぶ場合はチェックしなくてはならないことがあります。
まずライセンスが表示されているかどうかという点です。
ライセンスの発行を受けるにはゲームの公平性とセキュリティの高さ、資金力や適法性など様々な面で審査があり、最も厳しい審査基準なのがマルタ共和国とマン島、キュラソー島になります。
ホームページ上で必ず表記しなくてはならないので、サイトをチェックすると良いでしょう。
ライセンスの有無と同じように運営者情報も大切です。
運営者というのは何かあった場合、責任を取ってくれるのはどこの会社かということであり、ライセンス同様重要な情報となります。
この運営者情報が書かれていないオンラインカジノで遊んでしまうとトラブルがあった時に、連絡が取れなくなったり違法とみなされ検挙されてしまう可能性があったりします。
そのため運営者が誰なのかしっかりと確認するようにし、書かれていない場合は利用しないようにします。
このほかの注意点ではディーラーが日本人、日本語にしか対応していない、日本人専用のテーブルの有無です。
たとえサーバーが海外にあっても実際には日本で運営されている場合逮捕される可能性が高いです。
過去にも実際に逮捕された事例があるので、必ずどこで運営されているのか、言語は日本語だけではないのか、など細かく調べるようにしましょう。
さらに店舗内にあるパソコンから遊ぶのも行ってはいけません。
このようなカジノはインターネットカジノと呼び、日本国内でカジノ場を提供しているので違法行為になります。
また反社会的組織がかかわっていることもあるので、利用しないようにしてください。
知らないでは済まされませんし、利用することでトラブルに巻き込まれる可能性があります。
本場のカジノのように高揚感を得ることができ、楽しく遊ぶことができるオンラインカジノですが、始める場合には様々なことに目を配り細かな部分までチェックしなくてはなりません。
日本では禁止行為としてとらえられており、実際に検挙された例もありますし、現在のところグレーゾーンに位置づけられているのが事実です。
ライセンスの有無は当然ですが運営者がどこにあるのか、日本人専用のテーブルは用意されていないかなども確認するようにしましょう。
日本人向けの場合はトラブルが発生するため楽しく遊ぶためにも確認すべき部分はしっかりと確認をするようにします。
